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2023年
2018年
院長

大塚 利広

  • 略歴

    昭和37年11月24日
    栃木県益子町に生まれる
    昭和62年3月
    徳島大学歯学部卒業
    昭和62年4月
    徳島大学歯学部付属病院 第一補綴科勤務
    平成3年10月
    大塚歯科医院 開院
    平成13年8月
    現在の場所に移転
    平成20年11月
    口腔検診センター併設
定休日
月曜日

趣味・資格

  • カラーコーディネーター2級認定
  • 調理師免許取得
  • 魚食スペシャリスト3級認定
  • 東京マラソン完走
  • 京都マラソン完走
  • 大阪マラソン完走
  • ホノルルマラソン完走

歯科医師を志したきっかけ

私が歯科医師を志したのは、中学生時代のある出来事がきっかけになっています。あるとき歯を折る怪我をして歯科医院に駆け込んだのですが、そこでは「忙しいから」と治療を断られてしまいました。ところが母が別の歯科医院に問い合わせたところ、「すぐに来てください」と言ってくれる歯科医師がいたんです。「同じ歯医者なのに、こんなに対応が違うものか」と、そのときの経験は深く心に残り、「困っている人をちゃんと助けられる歯科医師になろう」と決意したのです。

歯学部卒業後は、大学病院の補綴科に勤務しました。補綴を学ぼうと思ったのは、私の祖母が総入れ歯で悩んでいたことが理由でした。「歯科医になったら、真っ先におばあちゃんの入れ歯を治してあげよう」と思っていたんです。残念ながら、祖母は私が国家試験に受かってすぐに他界してしまいましたが……。しかし、補綴科で学んだ研修期間は非常に充実したものでした。日中は時間が空けばいろんな治療を見学しに行ったり、夜は歯科技工のトレーニングに励んだり、歯科医療を行っていく上での基礎をしっかりと学ぶことができました。

開業

当院は、ご縁あって平成3年に久喜市(旧鷲宮町)の地にオープンしました。歯科医師になってから私がずっと大切にしているのは、「自分が受けたいと思える治療を、患者さんにも行っていく」ということです。ですから開院に際しても、リラックスして治療を受けていただけるよう診療台の真上にアニメなどの映像を流すモニターを設置したり、CTなどの先端機器を導入するなど、充実した歯科医療環境を整えるよう心がけました。
開業当時は、まだホームページなども普及していない時代。クリニックを積極的に広告・宣伝するという時代ではありませんでしたが、おかげさまでクチコミで多くの方にご来院いただくようになり、手狭になった診療スペースを拡大するため、平成13年には現在の場所にクリニックを移転。さらに平成20年には予防を専門に行う口腔検診センターも開設することができました。

当院では現在、歯科医師7名(常勤6名、非常勤1名)体制で診療を行っています。そのなかには矯正や口腔外科の専門医もおり、歯科のどんな治療もここでご提供できるようになっています。例えば、埋伏している困難な親知らずの抜歯や、高血圧や糖尿病をお持ちの方に対する全身管理が必要な歯科治療や骨造成が必要な難症例のインプラントなども、わざわざ大学病院にまで足を運ぶことなく、当院で安全に治療を受けていただくことが可能です。また、院内に技工所も併設しているため、入れ歯・詰め物・被せ物の治療も精度の高いものを速やかにご提供できるようになってます。
歯科医師の技術力、充実した院内の設備、患者さんが心地よく通えるホスピタリティのいずれにも妥協しないということは、歯科医療に携わる者として当然の務め。ですが、残念ながら経営を優先するあまり治療環境のコストを削減し、医療の質に妥協してしまっている歯科医院があるのも事実です。そんななかでも当院は備品に至るまで上質のものにこだわり、より精度の高い治療をご提供することを第一にクリニック運営を行っています。繰り返しになりますが、何よりも「自分が受けたいと思える治療」を行うことが、私の原点。そして、それが医療人として当たり前にあるべき姿勢だと考えています。

真のホスピタリティとは

現在、当院では歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手など総勢27名で患者さんをお迎えしていますが、私がクリニック運営で大切にしていることの一つには、スタッフ一人ひとりがのびのびと働いていける職場環境を整備するということもあります。
患者さんの多くは口腔に悩みを抱えている方々です。とくに矯正治療や審美治療を望まれる患者さんは、歯並びや歯の色など、口もとにコンプレックスを感じている方もいらっしゃる。ですから、「心のキュア」というようなこともクリニックの役割なのです。

患者さんに少しでも元気になって笑顔で帰っていただくためには、まずスタッフたち自身が元気で心に余裕がなければなりません。逆にスタッフがいきいきと働けていないのであれば、それは患者さんにも伝わってしまうものです。
当院では講習会や勉強会を実施したり、産休・育休、社員寮などの待遇・福利厚生面も整えたりして、スタッフ一人ひとりが目標を持って成長していける環境づくりに力を入れています。実際、出産・育児を経て戻ってくる人間など、長く働いてくれているスタッフも多く、馴染みのスタッフがいることは患者さんにとっても安心に繋がっているのではないでしょうか。ホスピタリティがしっかりしているクリニックというのは、そこで働く人間が、働くことに喜びを感じられてこそ、実現できるものなのではないかと思います。

自分にできること

開院から30年以上が過ぎましたが、私としては今後も分院展開などは行わず、自分の目の届く範囲で、来院する患者さんお一人お一人に親身な歯科医療を提供していきたいと考えています。というのも、私には基本的に「全ての患者さんを自分が診たい」という気持ちがあるのです。物理的に不可能なので、信頼できるドクターと共に診療させていただいていますが、今でも他のドクターが担当している患者さんも含めて、その日に来院された方のカルテ全てに目を通しています。手前味噌ですが、私は「自分が受けたいと思う治療」をしているので、もし自分が患者になったとしたら、やはり自分に治療されたいと思っているんです。

私にとって歯科医師という職業は天職だと思っています。患者さんと接したり、良い治療を追求したりすることに、いつも喜びを感じています。何よりやりがいを感じるのは、不安な表情で来院された患者さんが、治療後にはすっきりとした笑顔に一変しているとき。そんなときは今でも「やった!」と心のなかでガッツポーズをしています。患者さんの笑顔を見続けられるよう、これからも精進してまいりたいと思います。

院長 大塚 利広

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