審美歯科とは
「審美歯科」では、噛む、話すなどの機能回復だけでなく、美しさにも着目した歯科治療を行っております。例えば虫歯治療では、歯を削ったあと詰め物・被せ物でカバーします。「審美」にこだわらなければ保険診療の範囲銀歯などを使用しますが、審美歯科では美しく自然な仕上がりを追求します。 「治療したあとが気になってしまう」「補綴物を銀歯から白いものに変えることで笑顔に自信を持ちたい」と思う方は、ぜひ審美歯科にご相談ください。
また、当院では、歯の着色が気になる方へ、ホワイトニングも行っております。ホワイトニングでは、薬剤を用いて歯を漂白することができます。当院では、自宅でご自身のペースで続けていただける「ホームホワイトニング」をご用意しています。
当院のセラミック治療について
当院には院内技工所があり、専属の歯科技工士が在籍しています。患者様のご要望にも直接対応でき、より精密かつスピーディーな補綴物の作製・調整・修理が可能です。
歯科技工所についてセラミックの種類
ジルコニア
フルジルコニア・ジルコボンド
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれ、美しさのある白さと耐久性を兼ね備えている歯科素材です。天然歯とのバランスが取れた色合いで、自然な見た目を演出できます。また、金属不使用であり、金属アレルギーをお持ちの方も安心してご利用いただけます。
- 治療期間
- 通常1ヶ月~2ヵ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- プラークが付着しにくく汚れが溜まりにくい
- 変色しにくく見た目の美しさを維持できる
- 歯ぎしりや食いしばりが強い奥歯の治療に適している
- 耐久性が高く経年劣化しにくい
- 金属アレルギーのリスクがありません
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デメリット
- 自費診療の対象
- 硬さがあるため場合によりかみ合う反対側の歯を傷めるリスクがある
メタルボンド
メタルボンドとは、土台となる金属の外側にセラミックを焼き付けた被せ物です。強度が高く、目に見える範囲は美しい仕上がりになっています。被せ物は一部に金属を使用しているため、金属アレルギーをお持ちの方には適用できません。
- 治療期間
- 通常1ヶ月~2ヵ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- 外側はセラミックであり見た目が自然
- 内側は金属であり、前歯や奥歯の治療にも対応可能
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デメリット
- 自費診療の対象
- 装着していると歯ぐきに着色する場合がある(金属の影響)
- 金属アレルギーを起こす可能性がある
e-max
e-maxは、審美性や高い耐久性を兼ね備え、体への負荷が少ないこと、コスト面などいずれにおいても優れているとされており、バランスのとれた素材として注目されています。
- 治療期間
- 通常1ヶ月~2ヵ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- 周囲の歯と色のバランスを調整できる
- 明度や透明度の高い歯科素材
- 変色する心配がほとんどない
- 表面にキズや汚れが付きにくい
- プラークコントロールに適している
- 金属アレルギーのリスクがありません
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デメリット
- 自費診療の対象
- まれに強い衝撃で割れることもある
ハイブリッドセラミック
保険診療よりもワンランクアップした治療が可能です。ハイブリッドセラミックとは、セラミックと歯科用プラスチックを混ぜた素材です。セラミックの強度と歯科用プラスチックの柔軟さがあります。オールセラミックに比べて、治療費を抑えられます。
- 治療期間
- 通常1ヶ月~2ヵ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- 自費治療だが、治療費が安く抑えられます
- 金属アレルギーの心配がありません
- 二次的な虫歯のリスクが減少します
- 汚れが付きにくい特性があります
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デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 長期的な使用で、歯がすり減る恐れがあります
- レジンを含む分、変色する可能性があります
CAD/CAM冠(キャドキャム冠)
CAD/CAM冠とは、治療箇所の歯を撮影した3D画像からコンピュータが設計し、専用のマシンが設計通りの形にブロックを削り出して作製する被せ物です。2014年から一部の歯でCAD/CAM冠が保険適用となり、スピーディーかつ費用を抑えた治療が可能になりました。
- 治療期間
- 通常1ヶ月~2ヵ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- 保険診療のため治療費が比較的安価
- 天然歯に近い白さであり銀歯より見た目が良い
- 天然歯に近い硬さのためかみ合う歯を傷めにくい
- 治療期間を短縮できる
- 金属不使用であり金属アレルギーの方も安心
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デメリット
- 歯ぎしりや食いしばりが強い方には適していません
- 被せ物が外れる可能性がある
- レジンを含むため経年劣化により変色しやすい
- セラミックに比べると色のバリエーションが少ない
ホワイトニングとは
歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない、加齢や飲食物による着色を歯を削ることなく白くする方法で、その方本来の歯の色よりも白くすることが出来ます。 歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみや黒ずみの原因の色素を分解して歯を白くしていきます。 天然の歯を白くしていくため、自然な色の仕上がりになり、笑顔の魅力度が格段にアップします。歯科医院でしか扱えない薬剤を使用します。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
医院で行うオフィスホワイトニングと違い、自宅で簡単に歯を白くする「ホームホワイトニング」という方法もあります。まずは医院であなたの歯型を取り、それであなたに合ったトレーを作ります。マウストレーが出来たら、トレーの中に薬剤を入れて約2時間装着します。安全な物を使用しますのでご安心ください。この工程を毎日続けることで、遅くても7日以内には変化が出てきます。
- 治療期間
- 通常2週間
- 治療回数
- 2回、予後確認1回
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メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい
- ホワイトニングの効果が持続しやすい
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い
- 色戻りがしにくい
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デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- オフィスホワイトニングに比べ、薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかる
- オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなる
- ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすいので飲食物に気を付けなくてはならない
ウォーキングブリーチ
虫歯やケガなどの原因で神経を失った歯を「失活歯」といいます。失活歯には栄養や酸素が届かず、歯の変色を引き起こす可能性があります。
ウォーキングブリーチは、失活歯に対して行うホワイトニングです。歯の裏側に極小の穴を開け、高濃度の薬剤を詰めて内側から歯を漂白します。神経のある歯には適用できない施術方法ですのでご注意ください。
- 治療期間
- 2週間程度
- 治療回数
- 2回~5回
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メリット
- 自分の歯の色を元の状態に戻しやすい
- 歯の色を着実に改善できる(歯の裏に極小の穴を開け、お薬を詰める治療を複数回行う)
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デメリット
- 自費診療の対象
- 元の歯の色まで戻すことが難しい症例もある
- 施術後に歯が再び変色するリスクがある
料金表
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ハイブリッドセラミック インレー¥11,000
料金は症例により変動する場合がございます。※インレー=詰め物
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ゴールド インレー¥33,000~55,000
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e-max インレー¥44,000
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ハイブリッドセラミック クラウン¥55,000
※クラウン=被せ物
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e-max クラウン¥66,000
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メタルボンド クラウン¥88,000
Brダミーも同額となります。
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ジルコボンド クラウン¥110,000
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ゴールド クラウン¥55,000~77,000
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ホームホワイトニング¥33,000
上下顎
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ホワイトニングジェル¥1,100
1本 ※追加6本 ¥6,000/追加10本 ¥11,000
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ウォーキングブリーチ¥3,300
1歯