入れ歯とは

歯を失った後の治療として、選択肢の1つに「入れ歯(義歯)」があります。入れ歯は保険診療と自費診療に分かれ、使用できる素材も異なります。保険診療の入れ歯であれば、プラスチック製に限定されますが、費用を抑えられます。
一方、自費診療の入れ歯は費用が比較的高額ですが、金属やダンセイプラスチックなどの高品質な素材の使用が可能です。付け心地や見た目の良さにこだわり、快適にご利用いただける入れ歯を作製できます。当院では院内に歯科技工所を構え、専属の歯科技工士が一人ひとりに合わせた入れ歯の作製・提供を行っております。
当院の入れ歯治療

しっかりと噛める入れ歯は重要ですが、会話中や笑った際に見えるお口もとの見た目を気にする患者様もいらっしゃいます。
当院ではそのようなご要望に対して、自費診療の入れ歯をおすすめしております。自費診療であれば、自然な見た目を重視した素材を選択でき、目立ちにくい入れ歯の作製が可能です。
当院では素材や色味にもこだわり、しっかりと噛めて付け心地も良い入れ歯をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
入れ歯・ブリッジ・
インプラントの比較
素材 | メリット | デメリット |
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![]() 入れ歯 |
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![]() ブリッジ |
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![]() インプラント |
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入れ歯の種類
ノンクラスプデンチャー

保険診療の部分入れ歯では、固定するためのバネ(クラスプ)が金属であり、目立つことがデメリットでした。 一方、ノンクラスプデンチャーであれば、バネ部分が歯ぐきの色に合わせた樹脂製であり、口を開けても自然な見た目を維持できます。
- 治療期間
- 1ヶ月程度
- 治療回数
- 3回~4回
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メリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない
- 金属のバネがなく見た目の自然な美しさを維持できる
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デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合がある
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用が難しい
マグネットデンチャー

土台となる歯の根に金属を取り付け、入れ歯に埋め込んだ磁石と接着させて固定する入れ歯です。総入れ歯であっても装着時に安定時、入れ歯がズレたり外れたりする心配が少なくなります。取り外しも簡単であり、外から金属が見えることもありません。
- 治療期間
- 1ヶ月程度
- 治療回数
- 3回~4回
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メリット
- 患者さんご自身で装置を取り外すことができるため、お手入れがしやすい
- 歯根に装置(キーパー)を埋め込む場合は、抜歯の必要がなく、身体への負担を軽減する効果が期待できる
- 磁石と金属が吸着力の強さにより、入れ歯がずれにくくなるため、会話や食事を楽しる
- 金属部分が見えないため、周囲から入れ歯の装着が気づかれにくくなり、自然な見た目を演出できる
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デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 歯根に装置(キーパー)を埋め込むため、歯根が残っていないとご使用できない
- 磁石や金属を使用しているため、ペースメーカー治療を行っている方、磁気・金属アレルギーをお持ちの方は装置の提案が出来ない可能性がある
金属床デンチャー

金属床の入れ歯とは、舌や上顎にあたる部分に金属を使用する入れ歯です。保険の入れ歯と違い厚みのあるプラスチックではなく、薄く強度のある金属を使用するため、違和感が少なくしっかりと噛むことが出来ます。金属床は部分入れ歯、総入れ歯どちらにも使用することができます。
- 治療期間
- 1ヶ月程度
- 治療回数
- 3回~4回
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メリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる
- 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作成でき、しっかり噛める
- 金属から熱が伝わり、患者様が味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる
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デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性がある
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある
料金表
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自費印象(片顎)¥2,200
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義歯筋形成(片顎)¥1,100
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ノンクラスプデンチャー¥55,000
少数歯 ウィルデンツ含む
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ノンクラスプデンチャー¥88,000
多数歯 ウィルデンツ含む
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金属床デンチャー¥275,000
FD
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金属床デンチャー¥165,000
PD クラスプ1ヵ所につき ¥11,000
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ホワイトクラスプ¥55,000+α
PD クラスプ1ヵ所につき ¥11,000
当院の入れ歯作りを支える院内の技工所
